眼と耳の立体感覚
視覚は、左右の2つの目があるので、立体感覚がわかります。
遠くと近く。奥行き感。膨らみと凹み。高い、低い。
立体を平面で表現することもできます。
遠近法ですね。
立体図形の問題が数学にありました。
エッシャーのだまし絵も、立体を平面上で表現しているところで錯覚を利用しています。
男性が女性より立体感覚に優れているといわれています。
それは脳の左右をつなぐ脳梁という部分が細く、
脳の働きの左右差、独立性が強いからだとされています。
女性は女性は脳梁が太く、左右の脳の連絡がより行われ、脳の左右差が少ない。
男性より、立体感覚が弱いかもしれません。
そのため彫刻家、建築家には女性が少ないのではないでしょうか。
私は彫刻が好きでした。幼少のころ、粘土細工をしていました。
柔らかい粘土から、立体を作る。これを飽きずに毎日繰り返していました。
彫刻は小学生からでしたが、四角いブロックから、自分の作りたいものを
掘り出す感覚がありました。
立体的造形へ魅力を感じます。女性の顔や身体美などは最たるものですね。
美女の太もも、といわれたりしました。
パソコンのマウスの膨らみも、いろいろありますね。
話は飛びますが、オーディオマニアも男性が多いと思います。
音場の3次元的な再現が話題になりますが、
目の前の空間に、音像の定位が見えるんですね。
ポピュラーだと、わかりにくいのですが、
クラシック音楽の場合、楽器の位置がよくわかります。
聴覚から、脳で見ています。
聴覚の立体感も脳の左右差が関係するので、
この音場を見る楽しみは、男性のほうが大きいのだと思います。