指輪に始まり、ワーグナーを聞いてきた最後の旅。
クナッツパーブッシュ、バイロイト祝祭管弦楽団のパルシファル。
同じライブでも、サヴァリッシュのローエングリンは会場のノイズが大きかったが、これはそれほどでなく、むしろ、録音の良さを感じた。
音楽としては、地味に感じた。途中の感動もあまりなく、盛り上がりを見せる最後だけが堂々としていた。
歌詞の中から引用。
「愚かにして清らかなるもの」
人間そのもの。
「後悔から来る苦痛を、愛が与える慰みで和らげる。」
「告白は罪を後悔の中に終わらせ、認識は、愚かさを知力に変える。」
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