伝統と正統
私の思う、正しいことの一つは、正統ということです。
奥志賀高原ホテル以外にも、伝統と正統を感じたホテルは
後日、これらについては、また書くかもしれません。
建物も趣がありますが、全てホテルの歴史が大切にされ、職員にも、伝統が受け継がれている感がありました。落ち着いていて、暖かい。職員も伝統を理解している。
私の愛する奥志賀高原ホテルの場合、経営者が次々と変わり、スタッフも変わったため、その点が失われたのが残念です。伝統や歴史については、むしろ、顧客である私のほうが詳しいでしょう。
志賀高原で伝統が失われたものとしては、丸池にあった志賀高原ホテル。丸池観光ホテルがあります。前者の建物は趣があり、志賀高原歴史記念館として残されたのは幸いでした。後者は中華料理が有名でした。その名物担々麺は、小布施ハイウエイオアシスに、受け継がれているようです。
志賀高原の凋落は、スキー人口の減少の影響が大きいと思いますが、夏山としての魅力のアピールがずっと不足しているように思います。ハイキングコースが整備され、ビジターセンターが充実したら、多くの池や山を巡ることができ、もっと観光客が集まるはずです。
観光で世界から人を呼ぶなら、国立公園の整備がもっとされるべきだと考えます。
ここでも国として、正統的な努力が不足しています。もっと日本の美しい自然を愛すべきです。